イングランドプレミアリーグで最多優勝を誇るマンチェスターユナイテッドには、伝統の背番号が存在します。
それが『背番号7番』です。
ベッカムやクリスティアーノロナウドなど、海外サッカーに詳しくない人も知っているようなスーパースターに託される伝統の背番号で、マンチェスターユナイテッドで背番号7番を渡された選手は、チームから大きな期待を寄せられている証拠です。
歴代の7番を着用したすべての選手が期待に応えられたわけではなく、非難を浴びて退団をした選手もいます。
この記事では、伝統の背番号7番を受け継いできた男たちを紹介していきます。
マンチェスターユナイテッドがこれまでどのような選手に期待をしてきたかがわかりますので、ぜひチェックしてください!
この記事では、プレミアリーグが発足した1992年以降にマンチェスターユナイテッドの背番号7番を着用した選手を紹介していきます。
1990年代の歴代7番
7番を伝統の背番号にした男
エリック・カントナ
所属年数 | 5年 (1992-93~1996-97) |
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出場試合数 | 185試合 |
得点 | 82ゴール |
獲得タイトル | プレミアリーグ:1992-93, 1993-94, 1995-96, 1996-97 FAカップ:1994, 1995 コミュニティーシールド:1993, 1994, 1996 |
※マンチェスターユナイテッド在籍期間全体での成績です
伝統の背番号を引き継いだ超絶イケメン
デイビッド・ベッカム
所属年数 | 11年 (1992-93~2002-03) |
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出場試合数 | 389試合 |
得点 | 83ゴール |
獲得タイトル | プレミアリーグ:1992-93, 1993-94, 1995-96, 1996-97 FAカップ:1994, 1995 コミュニティーシールド:1993, 1994, 1996 |
※マンチェスターユナイテッド在籍期間全体での成績です
2000年代の歴代7番
バロンドールに到達したユナイテッド歴代最高のプレーヤー
クリスティアーノ・ロナウド
所属年数 | 6年 (2003-04~2008-09) |
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出場試合数 | 292試合 |
得点 | 118ゴール |
獲得タイトル | プレミアリーグ:2006-07, 2007-08, 2008-09 FAカップ:2003-04 フットボールリーグカップ:2005-06, 2008-09 FAコミュニティ・シールド:2007, 2008 UEFAチャンピオンズリーグ:2007-08 FIFAクラブワールドカップ:2008 |
※マンチェスターユナイテッド1回目の在籍期間での成績です
重圧の背番号を受け継いだ男
マイケル・オーウェン
所属年数 | 3年 (2009-10~2011-12) |
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出場試合数 | 49試合 |
得点 | 16ゴール |
獲得タイトル | プレミアリーグ:2010-11 フットボールリーグカップ:2009-10 FAコミュニティ・シールド:2010 |
※マンチェスターユナイテッド在籍期間全体での成績です
2010年代の歴代7番
重圧に耐えられなかった男
アントニオ・バレンシア
所属年数 | 10年 (2009-10~2018-2019) |
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出場試合数 | 338試合 |
得点 | 25ゴール |
獲得タイトル | プレミアリーグ:2010-11, 2012-13 フットボールリーグカップ:2009-10, 2016-17 FAカップ:2015-16 FAコミュニティ・シールド:2010, 2011, 2013, 2016 UEFAヨーロッパリーグ:2016-17 |
※マンチェスターユナイテッド在籍期間全体での成績です
失敗のレッテルを張られてしまった男
アンヘル・ディ・マリア
所属年数 | 1年 (2014-15) |
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出場試合数 | 32試合 |
得点 | 4ゴール |
獲得タイトル | なし |
※マンチェスターユナイテッド在籍期間全体での成績です
ポテンシャルは高いが結果を出せなかった男
メンフィス・デパイ
所属年数 | 2年 (2015-2016~2016-2017) |
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出場試合数 | 53試合 |
得点 | 7ゴール |
獲得タイトル | FAカップ : 2015-16 FAコミュニティ・シールド : 2016 |
※マンチェスターユナイテッド在籍期間全体での成績です
期待を裏切り続けた給料泥棒
アレクシス・サンチェス
所属年数 | 2年 (2017-18~2018-19) |
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出場試合数 | 46試合 |
得点 | 6ゴール |
獲得タイトル | なし |
※マンチェスターユナイテッド在籍期間全体での成績です
2020年代の歴代7番
負の連鎖を止めた英雄ストライカー
エディソン・カバーニ
所属年数 | 2年 (2020-21~2021-22) |
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出場試合数 | 39試合 |
得点 | 17ゴール |
獲得タイトル | なし |
※マンチェスターユナイテッド在籍期間全体での成績です
電撃復帰し、衝撃退団をした男
クリスティアーノ・ロナウド
所属年数 | 1年 (2021-22~2022-23) |
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出場試合数 | 53試合 |
得点 | 27ゴール |
獲得タイトル | なし |
※マンチェスターユナイテッド2回目の在籍期間での成績です
チェルシー生え抜きの逸材が電撃加入
メイソン・マウント
所属年数 | 1年 (2023-24~) |
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出場試合数 | 2試合 |
得点 | 0ゴール |
獲得タイトル | FAカップ:2023-24 |
※マンチェスターユナイテッド在籍期間全体での成績です
まとめ
華々しい1990年と2000年代、暗黒期の2010年代と結果が如実に表れています。
2010年代に着用した選手もポテンシャルはワールドクラスの選手がほとんどですが、残念ながらマンチェスターユナイテッドでは活躍ができませんでした。
何か見えないプレッシャーがあるのかもしれません。
そして、20年代は暗黒期を抜け出せるのか楽しみですが、カバーニが活躍しているので抜け出す兆候が見えています。
復帰したクリスティアーノロナウドも初年度はエースナンバーにふさわしい活躍をしましたが、2年目はプライベートの問題でパフォーマンスが落ちて、退団してしまいました。
そして2023年シーズン終了後に、チェルシーからメイソン・マウントが加入し、エース番号を受け継ぎました。
これはテンハグ監督の期待の表れだと思うので、新天地での活躍に期待したいです!
背番号にはクラブの想いが詰まっているので、背番号にも注目していくと、よりプレミアリーグを楽しむことができるので、ぜひ注目してみてください!