バスを予約するときの注意点ってなに?
この記事では、こんな疑問を持っている方に答えていきます。
高速バス・夜行バスは、深夜帯に移動が出来る点や、新幹線や飛行機と比べて安く移動ができるので、バス移動は非常に便利な移動手段です。
ただ長距離を移動するので、バス選びを間違えるとリラックスできず、長時間ストレスを抱えることにつながります。
到着したころには体がカッチカチに凝り固まっていたり、全く寝られずに寝不足状態なんて避けたいですよね。
バス選びは価格だけでなく、あなたが求める快適さを踏まえて選ぶことが大事です。
快適さとは、寝ることができる座席選びやWi-Fi・コンセントなどの設備面のことです。
私も学生時代には、お金を抑えるために夜行バスを使って旅行をしていました。
さらに部活の遠征で1日8時間以上のバス移動を年に10回以上は経験していたので、長距離バスの辛さは良く知っています。
そんな私がバス選びのポイントを具体的に説明していきます。
長距離移動が少しでも快適になるように、お役に立てればうれしいです。
高速バス・夜行バスを選ぶポイント
高速バス・夜行バスを選ぶときは、次の3点を重視すれば失敗しないです。
・スケジュール
・快適さ
バス料金
移動手段のなかで、高速バス・夜行バスが選ばれる一番の理由が交通費が安いからです。
みなさんがバス移動を検討しているのも、交通費を抑えられるからではありませんか。
料金は日によって変わりますが、東京から大阪までを約4,000円で移動ができます。
新幹線なら約14,000円なので、往復だと2万円以上も安く移動ができることになります。
バスの料金(バスブックマーク調べ)
新幹線の料金(ekitan調べ)
コストを抑えて移動するならバス移動の選択は間違っていないです。
知っておきたい点は、座席のシートタイプや設備面で価格は変わります。
単純に一番安いバスではなく、あなたにとってベストなバスを選択することが大事です。
どのような座席シートを選べばよいかは、後ほど説明をしていきます。
また時期によって値段が変わります。
ゴールデンウイークやお盆、年末年始などは高くなるので、覚えておいてください。
旅行が安い時期について記事にまとめているので、こちらも合わせて読んでください。
スケジュール
夜行バスは、移動が長時間という負担はありますが、深夜帯に移動ができるのはメリットになります。
寝ている間に目的地に着いていたらそんな幸せなはないですよね。
ただ同じ目的地でも、バスによって所要時間が異なっていることがあります。
これは経由地の違いで変わることが多いです。
出発時間や到着時間にはもちろん注意する必要がありますが、所要時間が長くないかを同じ日のバスで比べることをオススメします。
快適さ
冒頭でも書きましたが、快適さは大事なポイントです。
コストや時間を優先して快適さを気にしないと「座席が窮屈で体が痛くなったり」「移動中ずっと眠れなかったり」と辛い時間を過ごすことになってしまいます。
長時間過ごすからこそ、快適さは配慮をした方がよいポイントです。
次の段落でバスの快適さについて、詳しく説明していきます。
バスで考慮すべき快適さとは
バスに乗る時に考慮したい快適さは次の3点です。
・設備面
・座席の広さと足場
シートタイプ
シートタイプとは、座席の列数のことです。
バスによってシートタイプは変わりますが、ほとんどが2列~4列までのシートタイプになります。
4列シートタイプは一般的な高速バスのタイプで、真ん中に通路を設けて左右に2列席が並んでいるタイプです。
4列タイプは多くの人を収容できるため料金は安いですが、一人当たりのスペースが狭くなります。
この画像が4列シートタイプになります
4列タイプでも「足元広めシート」や「ゆったりシート」と呼ばれるスペースを広めにとっているシートで運行しているバスがあります。
4列の場合は通常シートのタイプではなく、座席が広めになるシートの利用をオススメします。
少し料金が上がりますが、3列タイプはさらに快適です。
となりの人と座席が離れている分、自分のスペースをしっかり確保できます。
長時間の移動では、リラックスできる体勢や空間を作ることが大事です。
3列シートは4列シートに比べ、リラックスの面で優れています。
一人で乗車される方は3列シートを利用する方がリラックスできるのでオススメです。
友人や恋人と利用される方は、4列タイプのゆったりシートか3列タイプの好きな方を選んで良いと思います。
設備面
設備も重要なポイントです。
最近のバスは充実していますが、必須レベルでほしいのはコンセントですね。
スマートフォンやパソコンの充電ができないのは心配になります。
あとは、移動中の暇つぶしで動画を見るときにWi-Fiがあると助かります。
長時間の移動を快適に過ごすためにも、Wi-Fiが提供されているかはチェックしておきたいポイントです。
この2点以外ではトイレの有無です。
トイレ付きの有無はこれまでの2点に比べて重要度は高くはないです。
定期的にサービスエリアで停車するので、トイレ休憩は出来ます。
ただ急な腹痛に襲われたときにバス内にトイレがあると安心します。
私は胃腸が弱い体質なので、そういうタイプの人にとっては保険としてバスにトイレがあると安心です。
私はバスにトイレがない場合は水分を取りすぎないように意識をしています。
座席の広さと足場
これもシートタイプにも似ていますが、一人当たりに与えられている広さについてです。
長時間同じ体勢で過ごすことになってしまうので、体を多少は動かせる自由なスペースの有無は、長時間の移動では全然違います。
4列シートタイプのところで説明しましたが、ゆったりシートにすることで座席幅が広くなります。
さらに座席幅だけでなく足場の広さも大事です。
基本的には足場は4列タイプの標準シートでなければ、狭いことは無いです。
結局のところ、4列タイプの標準シートはおすすめできないってことになります。
狭くても気にせず寝れるって方はコスト重視で選んでも良いです。
バスの中での注意点
バスを利用するときに一番意識してほしい点は、他の乗客への配慮を忘れないことです。
「座席のリクライニング」「車内での話し声」「イヤホンの音量」「スマートフォンやパソコンの光」など、周りの方へ不快を与えていないかを意識して利用するようにしてください。
バスの中には色んな事情を抱えた人が乗車しているので、お互いに思いやりを持って乗れる空気を作るように意識すると良いです。
乗客間のトラブルが一番厄介なので。。
私が利用したバスで起きたことですが、マナーの悪い乗客が一人いまして、リクライニングを倒しすぎて乗客間で揉めてしまいました。
誰が見てもリクライニングを倒しすぎていました。。。
運転手もさすがに気が付きサービスエリアに緊急停止をし、結局30分近くバスが遅れました。
運転手がきちんと対処してくださり和解していましたが、車内の空気も悪くなりますので、乗客間のトラブルは避けておきたいです。
高速バス・夜行バスで、知ってると得するプチ情報
プチ情報ですが、知ってると得する情報をお伝えします。
ディズニーリゾートやUSJなど、学生やカップルが乗車が多いルートのバスは避ける
車内ではリラックスしたいですが、学生やカップルが多いルートは要注意です。
車内でひそひそ話や笑い声が起こることがあるので、落ち着かない雰囲気が出てしまいがちです。
リラックスしたい方は出来るだけ避けて予約することをおすすめします。
始発地点から乗る
途中経由地から乗車する場合、バスを待っているとき外で待つ時間が増えてしまいます。雨が降っているときは、なおさら辛いです。
出発前から乗車できることや出発時刻が遅れることが無いため、始発地点からの乗車はおすすめです。
サービスエリアの有効活用
サービスエリアでは、トイレ休憩以外に歯磨きをするようにしましょう。
長時間歯を磨けないのは衛生的にも良くないので、寝る前のサービスエリアでは歯を磨くようにしましょう。
そのほかにも、長時間同じ姿勢では体が凝り固まってしまうので、軽いストレッチをしておくこともおすすめです。
バスの予約方法
乗りたいバスが決まっている場合は、バス会社経由でも良いですが、複数のバスを比較しながら検討できる「予約サイト経由」がおすすめです。
楽天アカウントを持っている方であれば、楽天トラベルから予約できます。
わかりやすい画面で検索したい。そんな方におすすめなのがバスブックマークです。
予約できるバスの数も多いので、おすすめです。
他にもサイトはありますが、今のところはどちらかで十分と判断しています。
まとめ
高速バス・夜行バスを利用するときは、コストやスケジュールだけで決めずに、あなたに合った快適さも考慮して決めるようにしましょう。
長時間の移動だからこそ、過ごしやすい環境が揃ったバスにすることが大事です。
バスに乗る時に考慮したい快適さは次の3点です。
・設備面
・座席の広さと足場
一人で移動するなら「3列シート」、二人で移動するなら「3列シート」か「4列のゆったりシート」がおすすめです。
そのほかにもコンセントやWi-Fiなど、あなたが譲れないポイントが無いか考えてみて下さい。
安く移動をする手段としては、高速バス・夜行バスは非常に便利です。
ただ移動時間が長くなるので、移動中の過ごしやすさを考えてバス選びをするようにしてください!