【格安で宿泊】ゲストハウスを解説【安全に泊まるためには】

ゲストハウスってどんなところ?
ゲストハウスに一人で行っても安全?

 

そんな疑問を持っている方は、多いのではないでしょうか。

私の周りでも、ゲストハウスを利用したことが無い人は多いです。

 

初めて泊まる時にどんなことを注意したほうがいいのか、そもそもゲストハウスってどんなところなのか。

そんな疑問を解決してもらうために、ゲストハウスに宿泊経験がある私がゲストハウスについてまとめました。

 

 

ゲストハウスとは

 

簡単に説明すると、格安で泊まることが出来る宿泊形態の施設です。

 

今では観光地を中心に全国各地にゲストハウスが増えており、旅行者にとって宿泊先の選択肢が広がっていると言えます。

2010年代前半までは、バックパッカーなど一人旅をしている方向けの宿泊施設として認識されていましたが、最近では友人との旅行で利用する方が増えています。実際に私も友人と旅行した際に使用しています。

 

ゲストハウスはホテルのような店舗を全国展開する経営ではなく、基本的には個人オーナーが経営をしています。

 

そのため、ゲストハウスごとに施設の特徴が変わります

交流が多く賑やかなゲストハウスもあれば、交流もほとんどなく静かに落ち着いて過ごせるゲストハウスなど、様々な形態で運営されています。

 

基本的には相部屋を提供し、1部屋に最大10人ぐらいが泊まれるベッドを用意しています。

ベッドは占有できますが、部屋は共有するスタンスです。ゲストハウスによっては、グループごとに部屋を提供してくれるので、ホテル感覚で宿泊することもできます。

 

宿泊施設の予約サイトであるBooking.comには、2021年3月の段階で日本国内に2262軒のゲストハウスが登録されています。

東京には143軒、京都市に255軒、沖縄県に227軒と主要観光地には多数のゲストハウスが登録されており、ロケーションや価格、設備からあなたに合ったゲストハウスを見つけることができます。

 

ホテル形態と比較した時のゲストハウスの特徴としては、次の5点があげられます

  • 宿泊費が格安
  • 部屋が相部屋
  • 提供サービスが最低限
  • 他の宿泊者との交流がしやすい
  • 多国籍(外国の方が多い)

 

 

私が利用したゲストハウスでも、他の利用客と相部屋でした。

相部屋にはなりませんでしたが、外国の方もいました。

 

またオーナーが気さくなゲストハウスが多いので、近くの美味しいお店や観光地を教えてもらうこともできます。

地元の方が知ってる穴場スポットを知ることができるチャンスになります。

 

1泊あたりの宿泊費

 

やはりゲストハウスの利用者が増えているのは、宿泊費が安いことが最初にあげられます。

 

1泊あたり1人2000円~5000円が相場ですが、安いところでは2000円以下の場所もあります。

主要都市部の週末でもこの価格で泊まれるので、宿泊費を抑えたい方にはオススメです。

 

ゲストハウスの価格を調べたい方は、Booking.com楽天トラベルで探してみてください。

 

余談ですが、先日テレビで福岡県に一泊130円で泊まれる宿泊施設が紹介されていました。

価格が安い理由が衝撃でして、宿泊している部屋の様子がYouTubeにライブ配信される条件で、130円で泊まれるようです。

 

ライブ配信されてもよい猛者がいれば、「あさひ旅館」って施設を調べてみてください。

 

ゲストハウスの設備について

 

安価に宿泊できるため、設備が古くないか不安になると思いますが、その心配はありません。

最近のゲストハウスは内装がきれいで、古いと感じる施設は少ないです。

 

私も何度かゲストハウスに宿泊していますが、共同スペースや宿泊スペースともに、綺麗で設備に不満はありませんでした。

 

もちろん古くから運営しているゲストハウスでは、老朽化しているゲストハウスもありますので、事前にウェブサイトでチェックしておけば大丈夫です。

実際に調べれば、きれいなゲストハウスが多いことがわかります。

 

参考にゲストハウスの内装をいくつか紹介します。

 

1.京都の「ゲストハウス京都イン」さん: 1泊2,115 円(2021年4月週末に予約した場合)

ゲストハウス京都インの部屋

 

 

2.博多の「福岡ゲストハウスJikka」さん  1泊2,900円(2021年4月週末に予約した場合)

福岡ゲストハウスJikkaの部屋女性専用の部屋

 

 

3.札幌の「The Stay Sapporo」さん 1泊2,250円(2021年4月週末に予約した場合)

The Stay Sapporoの部屋

 

最近はWi-Fi環境があるのがポイントになってきてますが、ゲストハウスは海外からの観光客が宿泊することが多いため、無料Wi-Fiを利用できるゲストハウスが多いです。

 

宿泊時の注意点は

 

提供サービスが最小限化されている

 

食事の提供は無いので、キッチンスペースがあれば自炊してもいいですし、せっかくの旅行なので現地のご飯を食べに行ってください。

 

アメニティグッズも置いていないところが多いので、アメニティグッズは持参していく必要があります。

 

シャンプーやリンス、ドライヤーは設置されている場合が多いですが、歯ブラシや髭剃り、パジャマは必ず持っていきましょう。

バスルーム用のタオルも有料の場合がありますので、事前にチェックして下さい。

 

女性専用の部屋があるか

 

女性だけで宿泊を検討される場合は、女性専用の相部屋を用意しているかを確認してください。

男性と相部屋になると不安ですので必ずチェックしておくべきです。

 

貴重品の取り扱い

 

ゲストハウスは、ほとんどのスペースが共同スペースになるので盗難のリスクが増えます。

もし貴重品を紛失してしまうと他の宿泊者を巻き込んでしまい、迷惑を掛けることになるので、管理は徹底して下さい。

 

施設によっては、貴重品を保管できるボックスやロッカーを設置されているので、必ず利用してください。

貴重品の取り扱いについては、自己責任です。

 

音量を抑えて行動する

 

夜になると、他の利用者が就寝しているので、部屋の移動はもちろんリビングスペースでも騒ぎすぎないようにしましょう。

 

同じ屋根の下で生活をしていることを理解して行動してください。

注意されたり、口論になると、その後から居心地が悪くなるので、互いに配慮をすることを心がけて下さい。

 

どうやって予約したらいいの

 

 

基本的には、ホテル予約と同じやり方で予約できます。

楽天トラベルBooking.comなど、宿泊施設の予約サイトで簡単に検索ができます。

 

私が初めて利用したのは10年前ですが、その頃はこんな簡単に見つけて予約できなかったので、ゲストハウスが増えたとすごく実感します。

一度は泊まってみて、あなたに合うかを判断してみるのはいかがでしょうか。

 

ゲストハウスの利用者ってどんな人?

 

結論、色んな人が泊っています。

 

宿泊費が安いこともあって20代の方が多いです。

ただ、30代以上の方も泊まられていますし、私も30代になっても利用したことがあります。

 

宿泊者がゲストハウスを選択した理由として、以下の4点があげられます。

  • 宿泊費を抑えたい
    ホテルと比べて宿泊費が抑えられるので利用されています
  • 出会いや交流を探している
    オーナーや宿泊客同士で会話をする機会が持てるので、色んな人と交流する機会が持てます。一期一会ではないですが、出会いを大事にされる方が利用されてます
  • 外国の方と仲良くなりたい
    外国人の利用が多いため、外国の方との交流が非常にしやすいです。それを狙って外国の方と友達になりたい方がゲストハウスを利用しています
  • 一人旅をしている
    一人旅行で利用されている方同士で、仲良くなるケースがあります。他の旅行客との出会い、交流を期待して一人旅の方が利用されています

 

注意点でも説明しましたが、交流をして仲良くなりたいのもわかりますが、就寝されている方や一人で作業をされたい方など様々な方が利用しています。

お酒が回って騒ぎすぎると注意されますので、マナーを持って行動することを意識して下さい。

 

メリット・デメリットは

 

ここまで説明したことを、メリットとデメリットでまとめると次の通りです。

 

メリット宿泊費が安い
色んな人と交流ができる
施設のタイプが豊富
デメリット相部屋になる
サービスが最低限
他の宿泊客への配慮が必要

 

あなたが宿泊施設を選ぶときに、一番何を優先したいかを考えたときに、「費用を抑えたい」とか「人との交流をしたい」が当てはまったらゲストハウスを利用することをお勧めします。

 

まとめ

 

ゲストハウスは、安く泊まれる相部屋スタイルの宿泊施設です。

 

共同スペースが用意されて、他の宿泊客やオーナーと交流ができるので、人と話すことが好きな人には居心地のよい空間です。

ただ、サービスが最低限なので、アメニティや食事は自身で準備をする必要があります。

 

ゲストハウスと聞くと、外国の方が泊る場所とイメージを持っている人もいますが、日本人の方もたくさん利用していますので、安く泊まりたいと考えている方にはオススメです。

高級ホテルで、リッチな空間を満喫するのも良いですが、たまにはコストを抑えてゲストハウスで賑やかな空間を体験してみるのもいかがでしょうか。

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